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参考情報のみ

石綿チェック工事前の石綿確認を、根拠付きで

アスベスト定性分析の費用

執筆・編集:石綿チェック運営事務局更新日:

結論

分析を依頼する場合は、試料番号、材料名、採取場所、方法、結果の適用範囲を分析機関と調査者へ確認します。途中連絡と正式報告を同一視せず、判定や適用範囲が不明なら含有の有無を確定しません。公的資料は個別価格や納期を保証していません。

定性分析の依頼条件をそろえる

  • 目的と方法:何の工事・調査に使う結果か、必要な分析方法に指定があるかを伝える。方法の選定は分析機関と調査担当者へ確認する。
  • 試料の対応:予定検体数、試料番号、採取場所、材料名をそろえる。採取自体を依頼する場合は別の範囲として見積を確認する。
  • 納期:受付条件、起算日、営業日の数え方、速報と正式報告の予定を確認する。
  • 追加条件:判定できない場合の連絡、追加分析の提案と承認、報告書再発行の費用を確認する。

定性分析の比較項目

定性分析の比較項目
項目見積に含む内容比較時の質問
試料の同一性部位・材料・採取者・写真報告書と現場を対応できるか
層の扱い仕上げ・接着剤・下地層別結果を示すか
方法と対象採用規格と対象繊維依頼目的に適合するか
結果報告検出・不検出の表記定量値を示す分析ではないこと

確認のポイント

判断前チェックリスト

  1. 試料数と識別番号を確認する
  2. 材料名と採取場所を確認する
  3. 正式報告に記載される分析方法を確認する
  4. 結果が適用される材料範囲を確認する
  5. 途中連絡と正式報告を分けて確認する
  6. 判定できない結果の扱いを確認する

ケース比較

分析結果の状態と適用範囲を分けるケース比較
ケース確認する条件このページで分かること次の確認
一つの試料と採取場所が対応している試料番号、材料名、場所結果を反映する範囲を追跡できる正式報告と調査記録を照合する
異なる材料の試料が複数ある材料ごとの識別番号結果を材料ごとに分けて確認する未確認材料が残っていないか確認する
途中連絡だけを受け取った正式報告の有無正式な結果と同一視しない正式報告の試料情報と結果を確認する
結果または適用範囲を確定できない不明点を結果なしに置き換えない工事対象材料の確認が残る調査者と分析機関へ追加確認する

各ケースの根拠にした公的資料は、ページ末尾に掲載しています。

注意点

  • 『分析済み』という表示だけでなく、対象とした石綿種類、試料名、採取場所、分析方法、判定不能時の扱いを報告書で確認します。

具体例

改修範囲から二つの異なる下地材を採取した場合、二検体として定性分析を依頼します。含有が確認され、濃度情報が別途必要な目的なら定量分析の要否を相談します。

分析機関へ送る質問文

「この試料は[工事・調査の目的]のために分析を予定しています。定性分析の方法、1検体あたりの料金と税、報告書の内容、受付から正式報告までの納期を教えてください。追加分析が必要になる場合は、着手前に目的・費用・納期を確認したいです。現地採取を含むかどうかも明記してください。」

この質問文は分析方法の指定書ではありません。工事の仕様書や調査担当者の指示がある場合は一緒に提示し、依頼内容が合っているか確認します。

仮想例:追加分析を提案されたら

当初の見積は定性分析のみでしたが、依頼目的について相談した結果、追加の分析を提案されたという例です。元の見積額に含まれていると考えず、追加で得たい情報、必要とする理由、費用、正式報告の日程を聞きます。

調査担当者と分析機関の回答を記録し、追加の依頼内容を決めます。追加分析をすれば自動的に工事全体の確認が完了するわけではなく、結果と対象材料の対応は引き続き調査記録で確認します。

よくある質問

アスベスト定性分析はいくらで依頼できますか?

一律の金額は示せません。検体数、採取の有無、納期、報告書、追加分析条件を揃えて複数の見積を比較し、対象範囲を確認してください。

定性分析で含有率まで分かりますか?

定性分析は主に石綿の有無を確認するもので、含有率を確認する定量分析とは目的が異なります。必要な結果の形式を依頼前に確認してください。

分析結果が不検出なら工事を始められますか?

一つの結果だけで着工可否は決まりません。採取箇所が工事範囲を代表するか、未確認材料がないか、必要な手続が済んだかを元請と確認します。

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